「よし、家を建てるぞ!・・でも、まず何から始めたらいいんだろう?」
家を建てる手順・流れは次の通りです。
Ⅰ 大枠を決める
① 予算を考える
② 住宅会社を知る
③ 土地を比較し決める
④ プランと見積を比較
⑤ 依頼先を仮決定
Ⅱ 詳細を詰める
⑥ 地盤調査
⑦ 詳細の打ち合わせ
⑧ 仕様決定・最終見積
⑨ 本契約
⑩ 住宅ローン申し込み
Ⅲ 建築する
⑪ 建築確認申請
⑫ 地鎮祭・着工
⑬ 上棟式
⑭ 完成
⑮ 引渡し・ローン実行
家を建てる手順・流れとして、まずは、予算を考え、色々な家・住宅会社の情報を知り、希望の住まいのイメージを膨らますことが必要です。
ただし、家づくりは夢があり楽しい一方で、長丁場なもの。効率的でスムーズな手順・進行が必要です。
この記事では「家を建てる手順・流れ」について、特に「まず行いたいこと」から順に詳しくご紹介します。ぜひ、じっくりご確認下さい。
家を建てる手順・流れ。まずは・・【重要点・まとめ】
「家を建てる手順・流れ」の概要は目次の通りです。
「まずは何をすればいいか」について、エッセンスを濃縮してご紹介します。まずは、ここだけ読めば大丈夫です。
家を建てるならまずは
家を建てる手順・流れ。まず今、行いたい3つのこと【結論】
家を建てたい!という方は、まず、家づくりの大きな方向性を形作る準備をしていきます。
そのスムーズで効果的な進行のために、合計約7分程度をかけて早速行って欲しいこと3つをご紹介します。
この3つぞれぞれが必要な理由と、そのやり方についてまずご紹介します。
家を建てる手順・流れ‛まずは’ ① 「ざっくり予算感を考える」(約1分)必要な理由と方法
・「ざっくり予算を考える」ことが必要な理由
家づくりの「予算」を定めておくことで、適した住宅会社に効率的にめぐり合うことができます。
・「ざっくり予算を考える」方法
結論としては、一旦、年収の約5~7倍と、ざっくり仮定しておきましょう。
(具体的な予算確定は、後々、資金計画表を見ながら行います)
長い間「住宅ローンは年収の約5倍が目安」と言われてきました。年収が低い方や、安定して返済したい方に良い目安です。
しかし、ローンを借りやすい低金利が続き、近年、土地付注文住宅を建てる人の予算は年収の約7倍が平均値になっています。※フラット35・2017年度実績。 年収が高い方や貯金が多くある方に良い一目安です。
家を建てる手順・流れ‛まずは’ ② 「住宅カタログ集め」(約3分)が、必要な理由と方法
・「住宅カタログ」とは
各ハウスメーカーや工務店が用意している、自社の住宅ブランドを紹介する冊子です。
各住宅会社の、住宅ブランド・建築実例・間取り例・構造や建築材などが、ふんだんな写真や図解とともに紹介されています。
・「住宅カタログ集め」が今、必要な理由
どんな家にしたいか、住まいのイメージ作りと、住宅メーカー・工務店選びのために必要です。
豊富な情報量の中から、好みの家づくりについて、家で落ち着いてゆっくり冷静に比較できるのも大きな利点です。
・(補足)住宅展示場・モデルハウスに行くことはまだおすすめしません。
展示場やモデルルームにいきなり行くことは、楽しいものの効率が悪い方法です。
展示場では、1つの建物で、一通り中を見て話を聞いてアンケート回答などするとすぐ2-3時間経ってしまいます。
まだ知識がない中、さらに体力・思考力が削られ、冷静な判断を失い失敗判断にもつながりかねません。
・「住宅カタログ集め」は何冊行うと良いか
できれば、地域と予算が合う10社以上の住宅カタログを集めて、知識を吸収できると良いでしょう。
例えば、新卒の就職活動で、20社以上エントリーするのと同じようなイメージです。
・「住宅カタログ集め」(約3分)の簡単な方法
住宅カタログを効率よく集めるには、HOME’Sの住宅カタログ請求 が便利です。
「予算からカタログを探す」という項目が、最もミスマッチを防ぐことができるのでおすめです。
まだ住宅カタログ集めを行っていない方は、まず今、約3分で請求を行って下さい。
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家を建てる手順・流れ‛まずは’ ③ 「家・土地・資金ラフプラン作成の依頼」(約3分)必要な理由と方法。
「家づくりのラフプランとは」
住宅会社が作る、あなたの予算に合わせた、間取りプランや資金計画、土地候補の総合プランです。
「家づくりラフプラン作成の依頼」が今、必要な理由
あなたの予算感で、どのような「土地・住宅プラン」が可能になるのか目安が分かり、効率的な家づくりにつながります。
また、作成された資金計画を見れば、各住宅メーカーの、最新の坪単価(家づくり1坪あたりの単価費用)を知ることができます。
さらに、各住宅メーカー・工務店の、企画力・要望への適応力・対応力などを見比べることができます。
「家づくりラフプラン作成依頼」の方法
住宅のラフプランを提案してもらうには、タウンライフが便利です。
人気の大手住宅会社も参加し、約3分の申し込みで、間取りプラン・資金計画・土地候補を作ってもらえます。
同じ予算の中で、最もいいプランを作ってくれるのがどの会社かが分かります。
まだラフプラン依頼を行っていない方は、今、約3分で依頼を行って下さい。
家を建てる手順・流れ。まず今、行いたい3つのこと【まとめ】
家を建てたい!という方は、まず、次の3つを行いましょう。
この3つを始めることで、家づくりが流れるようにスムーズに進みだします。
今日はまず上の3つを行えば、失敗しない効果的な家づくりのスタートラインに立てます。
「家づくりラフプラン作成の依頼」に関する補足
ハウスメーカーや工務店比較がググッと楽になるのが、3冠に輝く住宅サービスのタウンライフです。
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ポイント!評判・口コミは?
タウンライフ家づくりについてより詳しくは、こちらで紹介しています。
家を建てる手順について、詳しくご紹介します。
家を建てる手順・流れⅠ まずは大枠を決める
予算を考える
家づくりをはじめる上で、まずは予算を決めましょう。
家を建てる手順・流れ「予算」:年収の7倍が平均値。余裕を持てると良し。
家づくりを検討していく上で、まず予算を立てましょう。
「フラット35」の公表結果によると「土地付注文住宅」では、家を建てるお金は「年収の7.3倍が平均値」になっています。※2017年度
また、全国での家を建てる平均総額費用は、約4,039万円です。※2017年度・土地なし時
なお、昔は、住宅ローン金利が高かったために、家を建てるお金は「年収の5倍まで」と言われていました。
現在でも、年収が低めの方や、安定して住宅ローン返済をしたい方は、年収の5倍前後の予算が良いでしょう。
家を建てる手順・流れ「予算」では、「建物本体価格以外」もかかることに注意。
なお、家づくり費用の内訳には、家の本体価格以外に、各種費用もかかるので、注意をしましょう。
ポイント!何にお金がかかる?
家づくりの一般的な相場や、費用の内訳を、家を建てる費用の記事で詳しくご紹介しています。
住宅会社を知る
予算感を考えたら、続いて、家づくりのイメージを高めていきましょう。
家を建てる手順・流れ「住宅会社探し」では、まずは数多くの住宅会社の情報のインプットを。
あなたの地域や予算に合う住宅会社は、おそらく5社以上あり、その各社が平均5つ以上の住宅ブランドを持っています。
その結果、今、あなたの手元には、潜在的には最低で25以上、多ければ100近くの「住宅ブランドの選択肢」があります。
まずその多様な、住宅会社・住宅ブランドの情報を集めて、「自分が好きな住まい・暮らし」の像を見つけていきましょう。
当サイトでも、ハウスメーカー情報を色々紹介しています。
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ポイント!人気ハウスメーカーはどこ!?
まずは売上や満足度など総合的に評価した、ハウスメーカーランキングが必見です。
ポイント!安いハウスメーカーはどこ?
価格が安くて人気の住宅会社は、ローコスト住宅ランキングでご紹介しています。
他にも、地震に強いハウスメーカー、ハウスメーカーの保証・アフターサービス比較 の記事なども参考下さい。
ただし、住宅会社の情報を知るには「住宅カタログ」が便利です。
住宅会社・家づくりについて知るには「住宅カタログ」がより便利です。
各ハウスメーカーや工務店が用意している、自社の住宅ブランドを紹介する冊子です。
各住宅会社の、住宅ブランド・建築実例・間取り例・構造や建築材などが、ふんだんな写真や図解とともに紹介されています。
「住宅カタログ集め」の簡単な方法
住宅カタログを効率よく集めるには、HOME’Sの住宅カタログ請求 が便利です。
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家を建てる手順・流れ「住宅会社探し」を通じ、外観・間取り・暮らしのイメージを膨らまそう。
住宅カタログに多数目を通したら、得た知識をもとに、どんな住まいにしていきたいかをイメージしていきましょう。
どんな雰囲気の家にしたいですか? 部屋がいくつある間取りがいいですか? 生活する上で特にこだわりたいポイントはありますか?
例えば、現状の生活における悩みや不満から考えてみたり、家族全員で意見を出し合いながら考えていくと良いでしょう。
ポイント!知っておきたい知識
間取りを考える上では、間取り図作成ブラウザ(サイトやアプリ)を利用するのも便利です。
希望予算で、イメージに合う最高の家づくりをするには。
希望予算で、効率よくイメージに合う最高の家づくりをするおすすめの方法があります。
『 複数の住宅会社から、住宅ラフプランを提案してもらう 』のです。
ラフプランとは、あなたの予算・希望に合う「住宅・資金(・土地)の概要プラン」のことです。
例えば、総予算3,000万円以内で考えている場合は、各住宅会社から3,000万円以内でプラン提案をしてもらいます。
その中から「最も良いプランを提案してくれた住宅会社を選ぶ」という方法です。
この方法だと、同じ予算で、各社の特徴や間取りプランが比較しやすくなります。
あなたの希望にあわせた提案をしてもらうことができるため、予算オーバーすることなく家づくりできます。
何より、最高の提案をしてくれる注文住宅会社が見つかり、同じ費用でより良い家にできることが魅力です。
しかし、住宅会社から提案をもらうことは、通常、とても大変。
ただし、家づくりのための住宅会社の見積もり・住宅プラン比較を自分で行うと、とても大変です。
打ち合わせに1回3~4時間などかかり、間取りや見積もりができるまで1ヶ月かかることもしばしばです。
たった2社比較するだけでも、着工まで6ヶ月かかったりもし、労力がかかりしんどいものです。
家を建てる手順・流れ「ラフプラン作成」は、タウンライフが利用実績も多くて安心
家づくりのプラン比較ができるのが、タウンライフです。
シリーズ累計112万人もの方々に利用されている信頼性の高いサービスです。
たしかに、じっくり何日も時間をかけた場合より、得られる情報の総量は少ないこともあります。
もし、毎週末の土日をかけて住宅展示場に行けば、実際の住宅を見れ、多くの話も聞けるでしょう。
しかし、まず「あなたの希望・要望に合う的確な情報」での効率的な比較こそが大切です。
まずプロ視点でプラン二ングしてもらうからこそ効率的な検討につながり、結果、その後の満足度高い家づくりが実現していきます。
『タウンライフ』はサービス評価として、注文住宅部門で「使いやすさ第1位」「利用満足度 第1位」を獲得しています。
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家を建てる手順・流れ「ラフプラン比較」は、安心して気軽に行えます。
Q お金がかかったりしないの?
かかりません。住宅会社の販促予算などから運営されているため、費用は一切かかりません。
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ありません。優良な住宅会社のみが参加しているので、悪質な勧誘電話などは一切ありません。
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土地を比較し決める
家づくりを行う時には、住宅会社や不動産会社で土地探しをします。
家を建てる手順・流れ「土地探し」では、まず土地の予算配分を検討する。
土地探しでは、まずは全体予算の中から土地探しの予算配分を決めます。
土地代は、地域によって大きくことなってきますが、全国平均では約1304万円です。※フラット35・2017年度
・首都圏:約2092万円
・近畿圏:約1516万円
・東海圏:約1274万円
・その他:約885万円
なお、家を建てる時、土地の広さは約30坪程度はあると駐車場も設けられます。もし50坪あるとだいぶ余裕が出てきます。
土地の広さが15坪以下だと、極小住宅と呼ばれます。
家を建てる手順・流れ「土地探し」では、予算・通勤通学などを考慮し、エリアを想定。
土地を探す時は、価格以外では、次のような観点も考慮しエリアを想定しましょう。
「通勤・通学にかかる時間、学校や学習塾などの評判、商業施設や医療施設までの距離、駅までの距離や交通利便性 」などです。
郊外のエリアにすることで、土地の価格は下がり広さなど条件がいい土地が出てきます。あらかじめ妥協できるラインを考えておくと良いでしょう。
家を建てる手順・流れ「土地探し」、希望をざっくりと伝えて探してもらおう!
「土地探しはこれから!」「どんな土地候補があるのか知りたい!」という方は早速探してみましょう。
予算や地域などあなたの希望に合わせた土地探しまで無料で行ってもらえるのが、タウンライフです。
入力欄のフリースペースに、土地の希望条件(交通・環境・学校など)を記載することで、具体的な土地候補を提案してもらえます。
さらに、カタログがもらえたり、間取りプラン・資金計画も合わせて作ってもらえるので、一石四丁です。
プランと見積もりを比較
住宅カタログ集め や、ラフプラン(住まい・見積もり・土地)依頼をして情報を集めたら、比較をしていきます。
家を建てる手順・流れ「プラン比較」では、集めたラフプランから希望に近い会社を知る。
カタログ間取りや土地、費用のプランを集めた後は、自分の希望に合う住宅会社や土地を探していきます。
比較しやすいように、あらかじめ同じ予算でプランを作ってもらうようにしましょう。
家を建てる手順・流れ「プラン比較」で、3社位まで絞り、展示場や見学会にも行き、営業マンの人柄もみる。
カタログ情報やラフプランを見て、候補となる住宅メーカーや工務店を約3社前後まで絞ったら、実際に展示場に行ってみましょう。
ハウスメーカーによっては、工場見学会や、住まいの見学ツアーなどもあるので参加してみるのも良いでしょう。
より深く、候補となる住宅会社について知ることができ、また、営業マンの人柄や対応を見比べることもできます。
家を建てる手順・流れ「プラン比較」を、敷地調査なども踏まえて、より具体的に行う。
具体的な候補となる3社前後には、ラフプランから、よりブラッシュアップされた具体プランに仕上げてもらいましょう。
カタログやラフプラン比較、見学会などを通じて得た知識や、感じた希望をあらためて伝えて、より理想に近い住宅プランに仕上げてもらうのです。
なおこの時、敷地に合う住宅プランにするために、土地の「敷地調査」(広さや勾配、接道道路や電気・水道の確認など)を行う住宅メーカーが多いです。
土地次第では、見積もりも変わるために重要です。大手ハウスメーカーであれば無料で行ってもらえる場合が多いですが、中には優良の場合もあります。
家を建てる手順・流れ「プラン比較」で、タウンライフが選ばれる理由
家づくり・土地探しの検討開始で、タウンライフが選ばれる理由は3つあります。
① ネット一括依頼できる
複数の住宅会社に個別にプラン依頼する手間がかからないのは便利です!
② 比較・検討しやすい
複数同時依頼することで、希望や要望に合わせた適切な住宅プランが届きやすいです!
③ 家づくりが前進する
希望の住宅のプランや費用を簡単に集められることで、家づくりの良いスタートがきれます!
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依頼先を仮決定
家を建てる手順・流れ「住宅会社の仮決定」で、設計申込をして、本格的な設計へ。
ラフプランの比較で、住宅会社を1-2社に仮決定したら、本格的なプラン作成をしてもらう設計申込みをします。
ここからの設計は1社約10万円程度かかる場合が多くなります。(設計事務所などの場合は100万円近くかかる場合もあります。)
費用はかかってきますが、もしまだ2-3社迷っている場合は、複数社に設計申込みするのも一つの方法です。
家を建てる手順・流れ「住宅会社の仮決定」は、本契約ではないので、安心を。
この「仮決定」は、住宅会社との本契約ではありません。
この後作られる「最終仕様・最終見積もり」の後に本契約となるため、その前ならまだ依頼先を変えたり、解約することもできます。
家を建てる手順・流れ「住宅会社の仮決定」頃、ローンの事前審査も行う。
なお、この段階になると、住宅ローンの事前審査が必要になってくるので覚えておいて下さい。
以上が、大枠を決めるまでの流れです。
まず早速、次の3つからスタートしてみましょう。
家を建てる手順・流れⅡ 詳細を詰める
依頼先を仮決定した後は、詳細プランを詰めていきます。
地盤調査
家を建てる手順・流れ「地盤調査」で、家をしっかり建てられる土地か確認をする。
家を建てる土地は先に確定し、本設計の前に、家を支える強さがあるかを確認する「地盤調査」を行う必要があります。
地盤調査を通じて、基礎や杭の種類を決め、また、地盤改良の必要性を確認します。
例えば、近くに川や池があって低い土地や、まわりの家の基礎のひび割れが見られる土地などは、地盤が軟弱なことがあります。
家を建てる手順・流れ「地盤改良」が必要な場合は、100万円以上かかってくる。
もし、地盤調査を通じて、土地が軟弱だと分かった場合には、地盤改良が必要になってきます。
地盤改良は、例えば、土の中にコンクリートの柱を建てるなどすることで、費用は100万円以上かかってきてしまいます。
そのため、土地探しの段階から「地盤がいいのか」に着目し、候補となる土地の近所では地盤改良を行ったかヒアリングをするなどしておくと良いでしょう。
詳細の打合せ
仮決定をした住宅会社とは、家づくりの詳細な打合せを進めていきます。
家を建てる手順・流れ「詳細打合せ」は、間取りや住宅設備、内装などを決めていく。
詳細打合せで検討を進めるのは、例えば次の内容などです。
間取り、住宅設備(各種水まわり・電気など)、ドアや造り付け家具、コンセント位置、内装(壁紙・フローリング・畳など) etc.
約2-3カ月間にかけて、1~2週間に1度程度、インテリアデザイナーなども交えながら打合せを重ねて行きます。
家を建てる手順・流れ「詳細打合せ」では、納得できるまで十分検討しよう。
詳細打ち合わせでは、質問や要望を重ねながら、細かいところまで十分に検討していきましょう。
例えば、コンセント位置や、電気スイッチなど細かいところ一つにおいても「どう作ったらより暮らしやすなるか」想像力を働かせていきましょう。
ポイント!知っておきたい知識
もし少しでも興味があれば風水・家相の間取りの考え方を押さえておいて損はありません。
仕様決定・最終見積もり
家を建てる手順・流れ「仕様決定」したら、工事中の変更は難しいので十分確認を。
家づくりの打合せを重ねながら、詳細プラン・仕様を確定させていきます。
現在では、法改正によって、建築工事が始まった後の仕様変更が困難になっているので、ここまでで十二分に検討を行いましょう。
(参考)ローコスト住宅での後悔・失敗
家を建てる手順・流れ「最終見積もり」では、無理の無い返済計画を確認。
また、仕様が決定すると、各項目の最終的な具体的な単価もででくるために、全体見積もりも確定していきます。
希望を盛り込み過ぎて予算オーバーにならないように確認し、また、「住宅ローンが払えない・苦しい!」なんてことにならないか確認していきましょう。
家を建てる手順・流れ「最終見積もり」は、交渉の最後のチャンス。
価格やオプション盛り込みを交渉する場合、契約前の、最終見積もりまでに行うようにしましょう。
契約した後では、住宅営業マンにとっても値引きなどを行う社内調整が難しくなってしまいます。
逆に、契約前であれば、契約獲得のために難しい調整も何から努力してくれることでしょう。
ポイント!本気の値引きに!!
注文住宅の値引き方法、詳細を徹底紹介している ハウスメーカーの値引き交渉 の記事をご確認ください。
本契約
家を建てる手順・流れ「本契約」となる「請負契約」を結ぶ。
仕様決定し、最終見積もりに納得したら、本契約を行います。注文住宅においては「請負契約」といいます。
家を建てる手順・流れ「本契約」では、契約内容や保証などの十分な確認を。
本契約を済ませると、もう後戻りはできません。
住宅の仕様書、見積書、契約書、補償内容、支払いスケジュールなど契約内容は事細かく確認するようにしましょう。
難しい言葉があれば質問したり、必要に応じて別の専門家に確認するなど、十二分な確認を行って下さい。
住宅ローン申し込み
本契約を行うタイミングで、住宅ローンの申し込みもあります。
家を建てる手順・流れ「住宅ローン」も十分に比較して選んでおこう。
住宅ローンは、家を建てる住宅会社が提携している金融機関を利用しても良いですし、自分で探してきた金融機関でも利用できます。
金利が少し違うだけで、総支払額が、何十万円・何百万円と変わってくる場合もあるので、十分な比較を行いましょう。
家を建てる手順・流れ「住宅ローン」には、保証料や、生命保険料などがかかる。
なお、住宅ローンに関連してかかる費用項目がいくつかあるので覚えておきましょう。
・「手数料」: 数万円程度です。
・「保証料」:借入額の約0.1%を、保証会社に対して支払います。
・「生命保険料」:団体信用生命保険に入ります。万が一死亡した時に、ローン支払いが免除されます。
・「火災保険料」:構造や、耐火基準、家の大きさなどで変わります。
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家を建てる手順・流れⅢ 建築する
本契約、住宅ローン申し込みの後は、いよいよ建築に入っていきます。
建築確認申請
まずは、建築確認申請を行います。
家を建てる手順・流れ「建築確認申請」が通れば、家を建てることが公的に認められる。
建築確認申請は、設計図通りに家を建てて良いか検査機関に確認してもらうものです。
提出から約1-3週間程度の審査期間を経て、「確認済み証」が発行されると、家を建てて良いことが認められたことになります。
家を建てる手順・流れ「建築確認申請」の「確認済証」は、とても大切な書類。
この時に発行される「建築確認済み証」は、後々、リフォームや中古売買を行う時に必要になるために、家の引渡しの時には必ず住宅会社からもらうようにして下さい。
(住宅会社に言わないと、もらえない場合もあります。)
(解体工事)
家を建てる手順・流れ「解体工事」が必要な場合は、このタイミングで行う。
もし、土地にもともと建物が立っている場合は、解体工事を行います。
家を建てる業者に依頼しても良いですし、自ら解体業者を探しても良いでしょう。
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家を建てる手順・流れ「解体工事」は、リサイクル法の存在を知っておこう。
なお、最近制定された建築規制法によって、解体した建物資材の処分方法を記録に残す義務があります。
もしも、リサイクル業者が記録を残さず違反した場合には、解体の発注者であるあなたが罰則を受けることになります。
そのために、解体は信頼できる業者を探して依頼するようにしましょう。
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地鎮祭・着工
いよいよ、地鎮祭を経て、家の着工へと移ります。
家を建てる手順・流れ「地鎮祭」は、工事の安全を祈願する昔からの祭事。
まず地鎮祭を行います。地鎮祭は、家を建てる時の昔からの慣習で、工事の安全を祈願するものです。
必ず行わなければいけないものではなく、お金もかかるので省略する人もいます。
しかし、家づくりの安心感を得たり、(建築業者さんも含めて)気持ちを高めるためにも、行っておくと良いでしょう。
家を建てる手順・流れ「地鎮祭」が終わると、いよいよ「着工」。近所への挨拶も忘れずに。
地鎮祭が終わると、いよいよ着工に移ります。
建築図面や、工事工程表をもとに、基礎、躯体、上棟、内装、外装と進むことになります。
建築中は、工事にあたり大きな物音が出たりもします。そのため、あらかじめ建築現場周辺への挨拶を行っておくようにしましょう。
家を建てる手順・流れ「着工」したら、定期的に、工事現場を見に来るようにしよう。
家が建てる工事がはじまったら、可能な範囲で定期的に工事現場を見に来るようにしましょう。
できれば、時々、大工さんに缶コーヒーやペットボトルなどの差し入れを持っていくことをお薦めします。
大工さんも、施工主の顔が見えることで、より気持ちよく仕事を行ってくれるでしょう。
上棟式
家を建てる手順・流れ「上棟式」は、骨組みができた後、工事の無事を願う祭事。
家の骨格と屋根ができあがったら「上棟式」を行います。もちまきのイメージがある方も多いのではないでしょうか
家を建てる手順・流れ「上棟式」を行わない事も増えたが、大工さんの労ねぎらいになる。
上棟式は最近では行わない家が増えてきました。(上棟式を省略して、地鎮祭のみ行うなどです)
しかし、上棟式には、今後の工事の無事を願う意味があり、また最近では、大工さんの労をねぎらう意図も強くなってきました。
今後の工事をより円滑に進めるために、予算が許せば行うことを検討するのも良いでしょう。
完成
家を建てる手順・流れ「完成」までは、10坪あたり1カ月かかると言われています。
いよいよ、家づくりが完成に向かいます。
上棟から完成までの期間は木造住宅の場合だいたい10坪あたり1カ月と言われ、平均すると約3~4カ月程度の場合が多いです。
家を建てる手順・流れ「完成」したら、手直しがいらないか、最終チェックを十分に行おう。
家が完成したら、引き渡しまでの間に何か工事不備が無いかを十分に注意するようにしましょう。
例えば、壁紙の張り間違えや、外壁塗料の塗り忘れ、カーテンレールのつけ忘れ、壁の傷などなど細かく確認しておきましょう。
もし、引き渡し後に不備を見つけた場合も、直す対応をしてくれる場合が大変ですが、先に見つけておくにこしたことはありません。
引渡し・ローン実行
家を建てる手順・流れ「引渡し」として、いよいよ家の鍵を受け取ります!
いよいよ、家の引き渡し。あなたに家の所有権がうつります。
引き渡しの日には、家の鍵を受け取り、照明やエアコン、水道・ガスなどの利用説明を受けます。
家を建てる手順・流れ「ローン実行」を行い、つなぎ融資の精算をします。
家の引き渡し時には、住宅ローンの実行も行います。
一般的に、工事期間中から各種工事費用は発生していて、まだ担保となる家が無い中で、その費用を「つなぎ融資」と呼ばれる融資で賄っています。
そのつなぎ融資を精算して、住宅ローンを実行するのです。
以上が、家を建てる手順・流れでした。
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家を建てる手順・流れについて
家を建てる手順・流れ、一番のポイントは「業者選び」
家を建てる流れの中でも、一番のポイントとなるのは施工業者選びです。
あなたが希望する住まいを作れる、ハウスメーカーや工務店にしっかり出会えるかは最も重要です。
あなたは、あなたが住む地域で、あなたが希望する予算で家を建てるのに適した住宅会社候補を何社知っていますか?
家を建てる時の注意点
家を建てる手順・流れ「いきなり展示場に行く」ことはお薦めしません。
展示場やモデルルーム・建売住宅にいきなり行くことは、楽しいものの効率が悪い方法です。
展示場では、1つの建物で、一通り中を見て話を聞いてアンケート回答などするとすぐ2-3時間経ってしまいます。
まだ知識がない中、さらに体力・思考力が削られ、冷静な判断を失い失敗判断にもつながりかねません。
家を建てる手順・流れ、まずは「カタログ・ラフプラン集め」で、十分な情報収集と冷静な検討を。
家を建てたい方は、まず、「住宅カタログ」を集め、「住まいのラフプラン(家・土地・資金計画)」を提案してもらいましょう。
住宅カタログは、どんな家にしたいか、住まいのイメージ作りと、住宅メーカー・工務店選びのために必要です。
ラフプランは、あなたの予算感で、どのような「土地・住宅プラン」が可能になるのか目安が分かり、効率的な家づくりにつながります。
・住宅カタログ集め。家・住宅会社の知識を数多く得る(約3分)
・家・土地・資金ラフプラン作成の依頼。比較準備(約3分)
家を建てる手順・流れ(おわりに)
家を建てたい!という方は、まず、家づくりの大きな方向性を形作る準備をしていきます。
しかし、家づくりは夢があり楽しい一方で、長丁場なもの。効率的でスムーズな手順・進行が必要です。
効果的な進行のために、合計約7分程度をかけて早速行って欲しいこと3つがこちらです。
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